<脱縮毛矯正> バッサリカットでショートヘア
長年かけてきた縮毛矯正をやめる決断を
したご新規のゲストHさん。
まだ前回の縮毛矯正から4ヶ月と脱縮毛矯正までの道のりは長い。
切っても切らなくても、毛先には縮毛矯正のパッツリ感は必ず残る。
切るのか? 切らないのか?
<脱縮毛矯正>は髪を切らなければ何も始まらない
一回のカットでキマる<脱縮毛矯正>もある。
一回だけでは済まない、二回・三回とカットの数が必要な<脱縮毛矯正>もある。
今回のパターンは間違いなく後者である。
いづれにしろ、縮毛矯正毛をできるだけ多く切り落としてしまった方がゲスト自身腹がキマるというものだ。
”脱縮毛矯正への布石”とでもいうべきだろう。
<before>
恒例の、根元がウネウネ毛先にパッツリ
縮毛矯正毛で時間が経過すれば、この状態を避ける事はできない。
この状態を喜んでカットしていく美容師もあまり見た事は無い。
普通の美容師はこの状態に怯んでしまうのも無理は無い。
<after>
バッサリカットさせて頂いた。
ゲストのHさんは、腹を決めてHair Roomにきて頂いた。 また、当ブログを熟読して頂いているので話が早い。
スタイリングはハンドドライ後にくせ毛用ワックスを揉みこんだ。
もう一度見てみよう<before><after>を見てみよう。
髪の半分はまだ縮毛矯正のパッツリ感が残っている。
くせ毛半分、縮毛矯正毛半分のとても不安定な髪の状態だ。
この状態で
「私、スタイリング剤が嫌いなんです..」
は通用しない。
直す気の無い患者は医者でも助けられない。
「必ずくせ毛用ワックスを使うように!」
くせ毛職人の三浦は髪医者でもある。