講師の先輩からとても興味深い話を聞いた。
先輩のお客様で
洋服のパタンナーをしている方がいるらしい。
その洋服のパタンナーの仕事と
ニューヨークドライカットが
リンクして感じられた。
アイロンワークの共通点
洋服のパタンナーさんは
入ってきた素材にはアイロンを丁寧にかける
らしい。
素材がシワシワのままでは
デザインしても芯が無くなったり
誤差が大きく出てしまうのだ。
シワ加工はあくまでワザとシワにした素材
であり、シワが狙いではないシワは
ただの手抜きに他ならない。
ニューヨークドライカットにおいても
アイロンを髪に使用する場合が多い。
それは、
直毛だろうとくせ毛であろうと
アイロンワークをする。
なぜなら
自分がデザインしたいヘアスタイルを
想像しやすくできるし
芯のあるデザインになるからだ。
くせ毛という髪の素材は
洋服でいうシワ加工の素材。
洋服のパタンナーの仕事と同じく
ニューヨークドライカットでも
しっかり自分が見たいように
アイロンワークを施していく。
スタイリングはカットが、終わって
真っ直ぐになった髪を一度濡らしてから
行うことが多い。
だからこそ
くせ毛でもデザイン性を持たせた
ヘアスタイルにすることができる。