くせ毛で悩んでいて、4年前にHair Roomに来てくれて以来お付き合いのあるお客様。
ふと渋谷駅を歩いていたら、ポスターになっていました。
場所は渋谷駅直結のマークシティ1階入り口付近です。
自分のコンプレックスが武器になる
化粧品メーカーのユニリーバさんから、くせ毛の方用のシャンプーとトリートメントを発売するにあたり、Hair Roomのお客様に声がかかりました。
くせ毛の大澤さん。
初めてHair Roomに訪れた時は、こんなに悲惨な状態でした。
前から見ると…
根本はくせ毛、それ以外は縮毛矯正部分。
まさに自分の髪に対してはコンプレックスの塊でした。自分の髪が大嫌いだったと語る大澤さん。
お客様はどうしたら良いのかわからない。
美容師も即席でなんとかするなら縮毛矯正以外に選択肢は無い。
誰にもどうやったら魅力的になるかなんてわかりゃしない状況でした。
そういう僕自身、一種の賭けみたいな感じで思いっきりカットしていった記憶があります。
切ったら元には戻らない。でも切らなきゃ変わらない。せっかくHair Roomを見つけて、ここなら何とかしてくれるんじゃないだろうか、と小さな望みをかけてきてくれているのは充分伝わってきました。
毛先だけチョット切って逃げることもできます。 でも、お客様は変わりません。 髪の内側だけ毛量を軽くして〜〜なんて論外。ただ膨潤して終わります。
しっかり、近い将来を見据えてヘアスタイルとして形を作ってあげることが急務だと感じました。
今現在はこのようなヘアスタイルを楽しまれています。
「とても素敵なパーマですね」
と言われるそうですが、くせ毛だと言うと驚かれるみたいです。
彼女の雰囲気にこのヘアスタイルと髪質はもはや欠かせません。
人が持っていないものを彼女は武器として持てるようになりました。
ダヴのCMのワンシーンに登場します。
そして、大手化粧品メーカーのユニリーバさんのくせ毛用シャンプーのモデルとして、皆さんの前に現れています。
とても嬉しそうですね。