魅力的なロングヘアの巻き髪
巻き髪も
カット次第で
魅力的にも、そうでもなくなる。
ロングヘアの”動き”はなかなか難しい
ロングヘアは街でよく見ると
あまり髪に動きが感じられないヘアスタイルが
多い。
ロングはツヤが大切だし
髪に動きを出すには
いわゆるレイヤーという技法を
施すことになるのだが
下手にレイヤーを入れると髪がパサパサに
見えてしまう。
だから
美容師サイドも
ロングヘアが自分の前に置かれた時には
綺麗なロングをパサパサにするのは
もったいない
という感情が芽生えてきて
なかなかレイヤーを入れる事ができなくなる。
結果、
髪に動きの感じられないロングヘアが
多くなる。
ニューヨークドライカットで入れる
レイヤーは
細かく繊細にカットする為
レイヤーもパサパサにならない。
髪にしっかりとツヤ感を感じさせながら
“動き”
も出せる。
<after>
顔周りがリバースに流せるのは
顔周りにアングル(急な前上がりライン)
が入っているから。
よくありがちなのが、
顔周りは切りたくないけど
髪をリバースに流したいというゲストの要望。
これは料理で例えるなら
塩分は抜いてもしっかり味をつけて欲しい
という感じかな。
どれだけ美味しくするか、
塩分の入れすぎは
味がしょっぱくなり、健康にも悪い。
だが、塩分が無ければ
美味しい料理は不可能だ。
そんなところで、
裁量やバランスが
顔周りのアングルにも
必要になってくる。
やはり
ロングは後ろ姿も
非常に大切になる。
見返り美人的なものを求めたい。
まぁ
ゲストは見返らなくても
べっぴんさんなのだが。
ロングの動きに
こんな作り込んでいない浮遊感
が出たら
とても嬉しいのではないだろうか?