見た目、黒髪
一見するとツヤがあり
カラーもしていない。
しかし、手を入れた瞬間に感じる
“ゴワッとした違和感”
『これはヤバイ…』
見た目ではわからないホームカラー
たしかに、白髪さえ染まっていて
見た目が黒髪ならカラーしている事すら
わからないかもしれない。
しかし
髪に手を通した瞬間、
僕は目の前のゲストが
ホームカラーの常連だとわかる。
なぜなら
髪の見た目に反して、まったく異質な
質感になってしまっているから。
パサパサなんてカワイイものじゃない。
“ゴワゴワ”という表現が
もっとも近いだろうか。
特に、
プライドの高そうな40代以上の
女性に本当に多い。
そのプライドの高さゆえ
美容師の忠告も耳にできないのだろうか。
本来はその年齢ならば
もっと髪をいたわった方がいい。
なぜなら
一度痛んだ髪は切らなければ
元に戻る事は無く
髪の綺麗さで、
年増にも見えてしまうからだ。
好きな人に髪を触られて
ゴワゴワしていたら
カワイソウだ。
そんな人に限って
「時間が無い」
「サロンカラーもホームカラーも同じ」
“メイク道具だけは一丁前”
美容師ならば一度で
髪をピカピカにしてくれる。
と思っている。
僕はダイレクトに言いたい。
「ホームカラー、マジでヤバイよ」
と。
ただ、
ストレートパンチのように
言ってしまえば
せっかくリラックスしていたり
楽しんでいるゲストの気分を害する
かもしれないから
「あまりホームカラーは..」
と優しく言っているのだ!!
何度も言うようだが
せっかく1万円も出して
髪をカットしているのに
カラーが980円のホームカラーで
大切な髪の質感を殺している事に
早く気が付いたほうがいい。
髪の質感は一回のホームカラーで
台無しになる。