いいトコ取りの結末。
いいトコ取り。
いろいろな場面で
このいいトコ取りの弊害が生まれている。
いいトコ取りは
一聞すると良さそうだが、
所詮バーチャル（頭の中での考え）に
過ぎない事が多い。
つまりは、
物事をインスタントに考えている
思考なのだ。
ヘアスタイルに関しても例外ではない。
インスタントラーメンみたいな思考にならないように。
お湯を入れて3分待てば出来上がり。
インスタントラーメンは
このように簡単にできている。
しかしながら、
インスタントラーメンの
栄養価はいかがなものか。
簡単にできていて、とても便利な一方
あまり体に良い食べ物ではないのは
事実だろう。
ヘアスタイルの話をしよう。
螺旋状のグリグリのくせ毛の人がいたとする。
縮毛矯正が必須
もしくは
グリグリのままのスタイリング
この二択が楽に
スタイリングできる選択肢だろう。
誰でも楽はしたいのは当然。
しかし、
現実と気持ちは違う事も知らねばならない。
例えば
グリグリのくせ毛の人が、
自然なストレート感を感じるスタイリング
にしたいのなら、
手間をかけなければならない。
つまりは、
ブラシを使ったブローや
ストレートアイロンで
グリグリのくせ毛を伸ばしてスタイリング
する事だ。
本来縮毛矯正をかけるレベルのくせ毛を
スタイリングに時間をかけずに
髪がストレートっぽくまとまるなど
おとぎ話のようである。
スタイリングをせずにまとまる髪なんて
20人に1人いるかいないかのレベル。
滅多にいるものではない。
中には、
くせ毛としての素材が恵まれていて
ハンドブローでまとまる運の良いくせ毛
も存在するのだが。
こちらの写真を見てもらおう。
絶世の美女
彼女にしたい女性ランキング堂々の1位
誰もが知っている女優の石原さとみさん。
彼女のナチュラルメイクは
女性の中で大人気だ。
しかし、
ナチュラルメイクは決して
薄いメイク
手抜きなメイク
というわけではないのだ。
”ナチュラル”という言葉に
惑わされてはいけない。
ナチュラルなお顔に見せるために
下地作り
ファンデーション
アイシャドー
リップ
チーク
アイブロー
など、周到にメイクしているのである。
それでこそ、
このような素敵美しい顔になれるのだ。
そもそも大前提として
もともとのお顔のパーツのコンディションが
抜群に良いのも。
食事制限、エステ、ダイエット
など私生活での努力もあるに違いない。
その辺の素人が、小手先だけでマネをすると
ただの、おてもやんになるか
不健康そうなメイクになるのだ。
ナチュラルメイクは慣れるまでは決して
楽に決まるはずはないのである。
ナチュラルに魅せるように、
研究し、できるよう努力し
試行錯誤継続するからこそ
こうなれるのだ！
あぁ、美しい。
努力なくして
成功無し。
スマホでぱぱっと調べられる現代。
頭の中までスマホみたいにならないよう
気をつけて生きたいものであるな。
