強いくせ毛のカット
パッと見た目
カットをするのをためらうくらい
難しい髪だと思った。
「手に負えない」
そんな声も聞こえてきそうだったが
どんな感じに変わったのだろう。
手に負えないくせ毛 美容師のモチベーション
初めてHair Roomにご来店して頂いた時
縮毛矯正毛が髪の大半を占め
ハンドブローしかスタイリングをしない
ゲストには
いささか保守的なヘアスタイルを
提案していた。
ブローすれば
しっかりとカタチは出るのだが
多くの日本人はブローが苦手。
スタイリングも
手抜きの人が多い印象がある。
難しい髪の人ほど
しっかりとスタイリングをしなければ
キマらないのは当然の結果だが
時間が無いなどの理由で
そこは強制はできるハズもない。
僕は
美容師が一生懸命作った髪型なら
ゲストも今までより
もっと自分のヘアスタイルを大切にし
また
自分のヘアスタイルに興味を持って
スタイリングにチャレンジしてくれる
そう信じてカットに臨んでいる。
その為
カットの訓練に余念は無い。
※ニューヨークドライカットの
eijiさんに教えを乞う。
だから
これからも生涯現役の美容師を目指し
勉強を止める事は無い。
<before>
見るからに強敵。
難しい髪のパターンだ。
「カットで髪は変わらないでしょ。」
そう感じてしまっているゲストを
幸せな気持ちにしてあげたい。
<after>
スタイリングは
中途半端なハンドドライ後に
ワックスを水で濡らして髪に揉み込んだ。
もう一度<before><after>を見てみよう。
大きな変化に対応するには
日々の技術のトレーニングと
人の気持ちに敏感になる事が
大切だと感じる。