強いくせ毛を形にする手は
打てるのかどうか?
日頃からのカットの訓練が
活かされるような試されるような
そんな毎日なのだが
今回は特にハードな闘いであった。
強いくせ毛のカット
まずは
どの程度くせ毛が強いのか見てみよう。
<before>
根元には強いくせ毛
その他は縮毛矯正した毛が。
この手のパターンは本当に難しい。
実にハードだ。
美容師であれば
年に数人来るか来ないかのレベル
だとわかっていただけよう。
縮毛矯正をやるならやる。
カットで活かすなら思いっきり切る。
中途半端なこの<before>のままでは
スタイリングが困難極まりない。
くせ毛と縮毛矯正毛の落差が
激しすぎるからだ。
今回はショートの予定だが
それでもまだ
完全にくせ毛だけとはならない。
仕上がりの予想がつきにくく
とても難しい施術であったが
何が何でもキメテみせる!
という強い一念が勝敗を分けた。
<after>
スタイリングは
髪を5割くらい水で濡らし
くせ毛のリッヂをしっかりと出した後
くせ毛用ジュレを揉み込んで
ディヒューザーでドライ。
全体のファッションにもピッタリと。
キマった!
もう一度<before><after>を見てみよう。
<after>はこう見えて、
まだ縮毛矯正した髪が残っている。
ありのままの自分の髪質を受け入れ
それを活かした結果
その人らしい個性が現れる。
そうなる為に
自分の髪を
良くしてくれる美容師を探そう。