くせ毛+ロング=美容師自身の勇気=新しい魅力☆
綺麗なツヤツヤストレートのロングは
もちろん美人髪の定番ではある。
しかし、
生まれつきのくせ毛を活かすくせ毛のロングヘアもまた魅力的だ。
くせ毛を活かすヘアスタイルは確かにショートが定番である。
ロングではくせ毛を活かすというのはあまり聞いたことがないと思う。
ロングのくせ毛=ただのバサバサヘア
になってしまいそうだから、というのか一つの理由であるからだ。
しかしながら、ロングでも無理にストレートにしなくてもくせ毛が活きる方法もある。
やはりカットの”カタチ”が大切だということである。
ロングでのくせ毛を活かすパターンとは
- トップからなだらかなレイヤーを入れて動きを出す
- カットで髪を薄くし過ぎない
ショートはもともと、レイヤーを入れて動きを出すヘアスタイルが多い。
しかしながら、ロング はレイヤーをあまり入れずに髪の表面は長いままのヘアスタイルが多く見受けられる。
恐らく、ロングはツヤが大切なので、トップから髪を短くするレイヤーを入れるのに美容師は多少なりとも抵抗を感じ易いからかもしれない。
そう美容師自身がナーバスになってしまえば、特にロングみたいに髪が長くなればなるほど、くせ毛を活かす事が難しくなるのだろう。
従姉妹のN子は生まれつきの
くせ毛・軟毛・ロング
である。
before
僕の思うくせ毛を活かす法則の通りに
迷いなくトップを短めに切り込んでいった。
サイドも髪の表情を豊かにする為に前上がりのレイヤーを入れている。
after
スタイリングはムースをもみ込んだだけのお手軽ヘアの誕生だ。
肩下あたりに重さを感じる動きを出し、サイドは空気感が出るようにドライカットしてある。
いかがだろうか?
ロングでもカットの切り方次第でくせ毛を活かすヘアスタイルにもなれる事がおわかり頂けたのではないだろうか。
くせ毛を活かすロングヘアは、美容師自身のほんの少しの勇気が必要なのだと感じる。