くせ毛で多毛
この文字を見ただけで、ショートカットはNGと感じる美容師は少なくない。
くせ毛で多毛であるが故に、髪を短くしたくても断られ続けたゲストを多く知っている。
本当に、くせ毛多毛はショートにカットするとマズイのだろうか…
くせ毛多毛ショート 失敗パターン
くせ毛多毛でショート。
聞くからに難易度は高そうである。
確かにくせ毛多毛のショートカットは難易度は低くは無い。
また、多くの失敗パターンも見受けられる。
実際のくせ毛多毛を活かしきれてないショートのありがちな失敗パターンは以下の2つである。
・美容師が勇敢でない
もともとダメだと思ってカットしているから、結果ダメで当然。
一度切ったら髪は元には戻らない事実。
事実は事実であるが、そればかりを気にして目の前のゲストの顔色ばかり伺い、本当に似合わせる髪型を作る意識が低い。
いわゆる美容師さんが切ってくれないパターン。
・髪を梳きすぎている
くせ毛多毛は仕上がりのイメージがしにくい一面がある。
一度濡れた状態でベースカットをして、ドライヤーで乾かすにつれて
くせ毛モリモリ頭爆発ヘアを見て、そこから焦り髪を減らそう減らそうと躍起になって梳く。
そうすると、ベースカットが付いて行っていない梳き過ぎ現象が起こり
爆発+パサパサの可哀想な髪型になる。
毎日が爆発、毎日がパサパサ
そんなくせ毛を活かせない日々にケリをつけるなら、くせ毛のスペシャリストに完全に身を投じるべきだ。
くせ毛多毛を活かす、髪を梳かないショートカット
髪を梳いたら、パサパサになる。
髪を梳かなくても、頭がモリモリになる。
そんなくせ毛多毛のゲストをHair Roomの★超繊細★ ドライカットでショートにする。
<after>
スタイリングはハンドドライ後に、くせ毛用ワックスを揉みこんだ。
広がるハズのくせ毛が収まり、くせ毛がイキイキする。
くせ毛はやはりくせ毛カットのスペシャリストに任せるである。