三浦 和幸は僕だけど
いつもこんな感じで仕事を
している。
一体どんな美容師なのか?
いつも黙々とカット
たまにはお客様との会話をすることも
あるけれど
カウンセリングやヘアスタイリング以外
基本的にカット中は黙々と仕事をしている。
もしかしたら
楽しく会話しに来るお客様には
不向きな美容師かもしれない。
逆に
「トークはいらねぇ 美容師は
100%技術を発揮してほしい」
そんなお客様には
またとない美容師だと思う。
でも
全くしゃべりたくない訳じゃないよ。
お客様をカットする時
心のモットーにしている言葉がある。
“お人の本質の美を響きいだす”
ただお客様に似合わすだけでは物足りない。
くせ毛を活かしました、だけでもイマイチ。
そのお客様の内面から輝くものを
ストレート毛であろうと
くせ毛であろうと
三浦自身が感じとり
それをヘアスタイルとして表現してみせ
お客様がもっと美しくなる仕事をする。
そのためには
日々の生活のリズムもとても大切にしているし
自分が食べる食品も気をつける。
ニューヨークドライカットの講師も
やっているから練習もする。
カットの勉強会は
平均すると月に7〜8回は外部に行きやる。
カットのクラスも担当で持つ。
また感性を磨くために撮影会を
年6回自分に課している。
その他ヘアショーは年に1〜2回出て
ニューヨークにいる師匠Eijiの元に
1年半に1回2〜3週間渡米して
仕事を脳裏に焼き付ける。
たまに師匠の言葉で
「第六感を使ってカットしている」
「何かおりてきてカットしている」
と聞く事がある。
僕は本質はそこにあるのではないか
と本気で感じている。
カットの基本技術の繰り返しによる
技術の鍛錬はとても大切で
続けていくことは必須だ。
ただ毎日お客様にカットするだけでは
その領域に達することは難しいと思い
自分独自の精神の勉強方法として
瞑想を学び
量子力学を学び
自分の心を開く訓練をしている。
自分の内面に問いかけてみる。
そのために時間もお金も使うが
それをしなければ得ることも難しい。
第六感やなにかがおりてくることは
自分の心が完全にオープンになっていて
純粋でなければ叶わないと思うからだ。
師匠と話をする時よく思うのは
とても純粋だということ。
将来的に師匠のような素晴らしい仕事が
できるようになればこの上なく幸せな
美容師になっていることだろう。