これは一体何だろう。
強いくせ毛と、縮毛矯正の跡。
今回は大手術となってしまった。
清々しいというか、神々しいというか、生身の人間の生命力を感じるようなヘアスタイルに。
ホンモノの【脱縮毛矯正】
縮毛矯正をやめてから半年になった。半年に一度のペースで縮毛矯正をかけていたからそろそろ我慢の限界点をむかえる。
このまま突き進んで縮毛矯正をやめて、新しいヘアスタイルになるも良し。やっぱりくせ毛は我慢の限界、縮毛矯正に戻るも良し。
<before>
根本は強いくせ毛、そのほかは縮毛矯正部分。
こういう状態の時が1番スタイリングが難しい。
根本の強いくせ毛と、縮毛矯正部分のコントラストが激しく、フツーにカットしたらスタイリングはまず無理だろーな。
僕はまた、毛先だけ1〜2センチカットして、もっと根本のくせ毛が伸びてくるのを待つ方がいいのかなぁーと思ったが まだくせ毛を活かす段階ではなかったので。
でも
こんなコロナ騒ぎの中、僕もお客さんも鬱憤が溜まりに溜まっているのだからスカッとしたヘアスタイルを提案してみた。
ゲストは子供の頃にしか自分のくせ毛のヘアスタイルを見たことが無く、自分に手に負えるか不安な部分もあるとの事だったが、結局は縮毛矯正をやめる選択をしている訳で遅かれ早かれくせ毛のヘアスタイルになるんだよーーと口説いてカットした。
こんなに沢山縮毛矯正部分をバッサリとカットした。
乾かすの楽だろーなぁーー。
<after>
えっ!? 誰??
ちなみに<before>はこんなだったような…
それがこんなに変わった。
ちなみに彼女の持ち物はパイソン柄のバッグ
チョッピリロックテイストだから、今までのヘアスタイルよりも、くせ毛を活かしたロックテイストの今回のヘアスタイルはとても似合う。
これ、後ろの髪は全て彼女自身の、彼女本来の持ち物。
スタイリングは三浦激押しのくせ毛用クリームを髪全体に馴染ませて、ディフューザーでドライ。 顔まわりは縮毛矯正部分が残ったが、それをシャキーーンとデザインに利用。
くせ毛を活かすという事は、自分自身が持っている本来の姿に戻す事に他ならない。
切ったすぐはビックリするかもしれないが、3日も経てばすぐに見慣れてしまうものだよ。