「ショートにしたいけど、髪が多すぎて膨らむのが怖い」
Hair Roomでは、もはや定番中の定番の悩みである。
「髪が多い友達がショートにしたら大変なコトになった」
「ネットに書いてあった」
「美容師に難しいと言われた」
また、
自分でそう思い込んでいる場合もあるのかもしれない。
【思い込み、先入観、過去の経験】その全てをとっぱらって頂きたい。
例え友達がショートにして髪が膨らんだとしても、あなたの髪質とは似て非なるもの。
ネットの情報などは鵜呑みにしてはいけない事は知っているはず。
何事も「難しいできない」と言う美容師はどこにでもいるし、その1人ができないといって全ての美容師ができないワケではない。
そう。
あなたは本当は一歩踏み出して新しい自分を見つけたいのに
できない理由を見つけて、本当に不可能にしているだけなのかもしれない。
失敗する確率を大幅に減らす方法
空を飛ぶ鳥は空の道を知っている。
生きる為に。
海を泳ぐ魚は海の道を知っている。
生きる為に
技術に生涯を捧げる職人は職人の道を知っている。
それが生きがいである故に。
やはり失敗する確率を減らす選択をする為には、【その道を生きがいにしている職人】にお願いしたいものではなかろうか。
僕らで例えるなら、
売り上げばかりに目がいっている美容師
シャンプーやトリートメントを売りこむことに注力している美容師
綺麗な接客が第一、技術は二の次な美容師
経営や株のことばかり考えている美容師
上記のような美容師は職人とは言えない。
物事には<絶対>は無いのかもしれないが、気持ちが<絶対にやる!>というベクトルに向いていない人にお願いしてはいけない。
髪が平均値の2倍の毛量のアラフォーをショートにした。
どこに行っても髪が多すぎてショートは難しいと言われ続けたこちらのゲスト。
例えショートにできたとしても、スカスカに髪を梳かれ過ぎて
なんともまとまり感がなかったそうだ。
<after>
スタイリングはハンドドライ後にワックスをなじませた。
ゲスト本人曰く
「なぜ自分の髪がこんなにもまとまっているのかがわからない(笑)」
だそうだ。
僕の仕事観は
絶対にゲストにとって素敵なヘアスタイルを作る事であり、
いらない物事はとことん捨て、シンプルな仕事をする事である。