「美容師さんのハサミって、いくらくらいするんですか?」
仕事としてゲストの髪を切る、美容師になくてはならない道具がハサミだ。
「前髪くらいしか切らないから100均のハサミ使ってるの。」
とか
「ちょっと奮発して、東急ハンズで髪用のハサミ3000円もしたよ!」
と嬉しそうに話してくれるゲストも多い。
僕も美容師をしていなかったらハサミ一つで数千円も出せば、『なんて高級なハサミなんだ!』と思う事だろう。
しかしながら、仕事としてゲストの髪を扱うのに、100均や数千円のハサミではなんとも心もとないのも事実。
美容師のハサミは○万円?!
美容師の卵が最初に買う仕事道具で一番高いものはハサミだろう。
初めはとても人間を切る技術などは無いから、練習用ウィッグを切るのだが、それでも1〜2万円のハサミを買う事が多いだろう。
意識の高い美容師の卵は最初から5〜6万円のなかなか高いハサミを買う。
無事スタイリングデビューすると、このクラスのハサミを持つようになるのが普通だろうか。
やはり、1〜2万円のハサミと5〜6万円のハサミは使用感・髪の切り心地がまるで違う。
そして、普通のハサミに満足しなくなってくる熟練クラスのオーナー美容師になると、このような煌びやかな装飾を施したオーダーメイドのハサミまで登場することもある(笑)
コレ、ハサミ!?
美容師の僕も驚くくらい煌びやかでカッコイイ。
一本◯十万の超高級ハサミである。
まぁ、ここまでくるとハサミ自体のキレ味というよりも、趣味の領域に近くなってくるのではないだろうか(笑)
ちなみに三浦自身がHair Roomで使うハサミは、手のひらサイズの小さなハサミを使用している。
シンプルイズベストな考え方で、
とても軽量に作られている
ドライカット専用ハサミなのだ。
価格は10万円。
さすがにこのハサミを買う事にはためらいもあったが、末長く大切に使用すると決めている。
美容師のハサミは高い!
絶対に床に落とす事は許されない。