《くせ毛を活かすという事》
最近のHair Roomの傾向は
縮毛矯正をしているゲストから縮毛矯正をしないヘアスタイルにしたい要望が増えている
つまり
くせ毛を活かす事。
くせ毛を活かすにはカットする美容師の意識改革もさることながら、
カットされたゲストの意識も大きく変える必要がある。
たしかに、縮毛矯正をしていれば
髪の膨らみを抑えたり
くせ毛が落ち着いたり
メリットが多い。
反面
髪がダメージし続ける
髪の質感が硬くなる
コストが大きい
など、デメリットもある。
脱縮毛矯正は
最終的には、
自分のくせ毛を活かすことになる。
ということは同時に
髪が膨らむのを抑えたり
くせ毛をまっすぐにしたり
これら縮毛矯正のメリットも捨てる事になる。
物事には何事もいい事、
いい時ばかりじゃない。
どんなヘアスタイルも
キマリ続けるものはないし、
日によって髪のご機嫌も様々だろう。
それって、ごく自然。
だからこそ、
美容師とゲストの両方の
ヘアスタイルに対する意識の改革が必要なのだ。
くせ毛を活かすということは
くせをあえて出すという事。
決してカットして、
髪がストレートになる訳じゃない。
カットだけでストレートになったら、そりゃ魔法だよね(爆)
だから縮毛矯正をやり続けてきた方こそ、
くせ毛を活かすドライカットのスタイリングに慣れるまでは
少し時間がかかると思っていい。
あまり縮毛矯正から日が経っておらず、
かつカットもあまり切りたくない方は
何回か、時間をかけて
くせ毛を活かすヘアスタイルに
変えていく感じだよ。
まずは第一歩踏み出すこと。
縮毛矯正を2か月前にやったEさん。
スタイリングは手で乾かしただけ。
ブローはしていない。
これからは自分のくせ毛を活かす方向に。
どんな感じのヘアスタイルになるのか、
Eさんも僕もワクワク中♡