今、テレビをつければウィルスばかり。
インターネットもウィルスばかり。
ウィルスがヤバイ、あそこもここもヤバイ。ヤバイ危険だ。テレビもネットも、ここぞとばかりに人を煽り立て人を惑わしている。SNSがそれを助長する。
惑わす人が悪いのは当たり前の事だが、惑わされる人が一番損をする。人間の持ち時間は有限なのだから。
“情報の精査”であなたの生活の質をキープする
テレビはその内容を過激にできればできるほど視聴率は上がる。ヤフーニュースは本来閲覧するはずのなかった内容が時事系列で出てきている為半強制的に閲覧させられ、その記事を見た人が不安にかられたり、さらに憤りを感じている人がコメント欄にアップ。
不安・憤りから発するコメント欄はその感情が強いコメントほど”いいね”が多く、逆に人々に安心感を与えるようなコメントに”いいね”は集まらないのが現状なのか。
昔の扇動家は大衆を前に演説していた。今の扇動家はインターネットに住んでいるのだろうか。
どーも皆さんウィルスネタがお好きなようで過激なウィルス報道、過剰なネット記事とコメント欄に釘付けにされていないでしょうか? テレワークや仕事自体が休業になり、外に出なけりゃ、何をする? ネットでしょー!テレビでしょー!と。
今やテレビやネット記事は不安や憤りの宝庫。もしかしたら、あなたの不安や憤りはテレビやネットによって過剰に作られた感情なのかもしれません。
しっかり対策、冷静な判断。
まぁまぁ、かぁーーっとならずに、まずは情報を精査してみましょう。
その情報はインターネットのどこから流れてきたものですか? 何をしている誰からの情報ですか?
今は一介のおバカさんですら、情報を流せる時代ですから心してかからないと自分が間違った情報の渦に飲まれてしまいますよ。
ここまで騒ぎが大きくなった新型コロナは、何故こうなったのでしょうか。
恐らく中国だけの話だったなら、それほど大事にするレベルに値しなかったのではないでしょうか。
・中国で流行 1月頃
→まだ対岸の火事
・ダイヤモンドプリンセス日本寄港 2月上旬頃
→ヤバイかもと騒ぎ出す
・日本に少しづつ感染者が出る 2月中旬頃
→対岸の火事で無くなる
・欧米諸国で感染が爆発する 3月上旬頃
→日本も緊張状態突入
そして現在は感染者が増え始め総理・都知事の会見で、本格的に人が警戒中。都市部に人がいなくなる。
と、こんな感じの時事系列ではないでしょうか。
現在、テレビやネットでは日本も欧米諸国のように感染者が爆発的に増えるのではないか?との憶測が憶測を呼んでSNSにより誇大宣伝されて煽り立てられています。
たしかに警戒は必要なのだけど、過度に不安に駆り立てられた人々や、周りの目を気にした人々が行動を制限し、街に人がいなくなった。
でも、どーなんでしょーか。
テレワークや仕事が無くなった事によって、郊外に人が溢れるようになりました。スーパー、ドラッグストア、いつも混雑しています。マスクを買う為に、朝っぱらから長蛇の列。物が無くなるほどのスーパーのレジ行列。ソーシャルディスタンスはそこにありますか?不特定多数の接近戦が繰り広げられていて逆に危険ではないですか?
都市部が危ないと言われてきたのは、人が集まるからです。都市部が危ないのではなく、人が集まるところが危ないのです。
電車に乗りたくないのは、わかります。だから今の電車は結構空いています。
結構空いているということは、逆に言うと危険ではありません。同じように都市部にも当てはまる事なのです。
何かが危ないと言えば、途端にそこが危険地帯に化ける。 あれがなくなると聞けば、危険を犯して行列する。
そんな思考回路こそ、僕は最も気をつけなければならないと危惧します。
一度自分の目で確かめてください。そこの場所を!
もう一度考えてみてください。自分の頭で。
人の意見や人の目で自分の行動をやめるのではなく、自分自身の考えに基づいて行動をするなら人間として有意義に生きられるのだと強く思うのです。
三浦 和幸の独り言でした。