髪に流行は必要無い。
流行ばかりを追っていたら、いつまで経っても本当に似合う髪型は作れない。
【脱流行ヘア】
その流行のカットスタイル、大丈夫か?
「その髪型は今流行らない。」
美容師からこんな言葉を言われた事はないだろうか?
流行らない、流行ではない。
だからあなたに似合わせられないのか?
自分は決してそうは思わない。
髪質は本当に一人として同じ人は存在しない。
あのモデルがやっている髪型だから…
好きな芸能人の髪型だから…
それも結構な事であるが、あなたの見ているモデルや芸能人の髪型はプロのヘアメイクが時間をかけてスタイリングしたものだ。
そもそも髪質すら違う。
髪にかけるお金の掛け方も別段である。
だから、芸能人の髪型を真似して美容室に行くから失敗するのだ!
今回のゲストも、<before>はくせ毛を抑えようとするカット(ワンレングスカット+内側梳き過ぎ)
なんの取り柄も感じないカットであった。
くせ毛のカットでの<before>はこのパターンが80%は締める。
三浦にとっては、ワンレングス+内側の梳きすぎは 難しい髪質を目の前にした美容師の苦肉の策としかみえない。
試しに
髪の内側を1センチ幅を取って検証してみた。
根元はブ厚く、髪の中間〜毛先がペラペラに梳いてある。
これではまるでクラゲではないか!
この状態になってしまえばくせ毛を活かす事も出来ないし、そもそもモデルのような流行ヘアとも程遠い仕上がりになってしまうのは当然の結果だ。
【脱流行ヘア】からスタート
<before>
…
バサバサのただ長いだけ
何の魅力も無い。
今回のゲストは長い髪の方が似合うと判断したので、特に顔周りに変化をつけたドライカットとなった。
このように、顔周りに急な角度でドライカットしていく。
決して流行ではない。
こうカットする事で、くせ毛が自由自在に動き回りあなたにとっての魅力的な髪型に一歩も二歩も近づけるのだ。
<after>
スタイリングは水スプレーで髪全体をまんべんなく5割くらい濡らし、パーマ用ムースを揉みこんだ。
その後、ドライヤーの弱風で優しく手で髪を包むように乾かした。
ゲストの持ち前のくせ毛が無理なくイキイキとして、凄く魅力的になった。
もう一度<before><after>を見てみよう。
やはり、特にくせ毛には手をかけたドライカットが必要不可欠だ。
髪は一生の自分の持ち物。
他人と比較してもどうにもならない。
であるならば、自分の髪質を活かす髪型があなたにとってどれだけ重要なのかは一目瞭然ではなかろうか。