「なぜくせ毛の人をアイロンでストレートにしてカットするのか?」
ストレートアイロンをかけてドライカットをすることに美容師は疑問を持つだろう。
その名は”ニューヨークドライカット”という最高峰の技術。
無知を少なくしたい
無知であるが故に、いかに損をするのだろう。
そんな自分もそうであった。
くせ毛の出方は日によって大きく違う
よくよく考えてほしい。
くせ毛の人は経験済みだと思うが、くせ毛のカールの出方は日によって違う。
毎日のカールの出方が違うならば、
毎日のカールの出方の振り幅を最小限にしてあげる必要がある。
それには何が必要なのか?
【中心軸】を作るという事が大切なのだ。
その為にニューヨークドライカット技術はその為にアイロンやブローを入れてカットしている。
ちょうど音のリズムを合わせるメトロノームのように、毎日くせ毛の出方は左右行ったり来たり。
昨日のくせ毛は最高!
今日のくせ毛は最低!
この最高から最低への大きな振り幅を最小限にとどめる為に、
僕はくせ毛を活かすドライカットには
ストレートアイロンが必要になると確信している。
ちょうどメトロノームの針が真ん中で止まるように。
針が真ん中にあれば、左にいこうが右にいこうが、そのブレ幅は少なくなるものだ。
仮に、くせ毛をくせのままカットしてしまえば、
その日にとってはもしかしたらとても良い出来になるのかもしれないが、
次の日にブレ幅の大きさ故に全くキマラナイ髪型に成り下がってしまう可能性も。
以上のことから、
くせ毛を活かすドライカットには
アイロンブローをしながらカットする手順が必須になるのだ。